日本音楽・古今の表現 尺八と箏と声と
詳細
日時
2012年12月8日(土) 開場13:30/開演14:00
- 駐車場はございません
- 未就学児の入場はご遠慮ください
入場料
2,000円 全席自由
チケット発売中
曲目
- 巣鶴鈴慕(古曲)
- うぐひす(日本歌曲)
- 笹の露(箏曲)
- 秋の調(宮城道雄歌曲)
- 春の海(宮城道雄作)
- クリスマスメドレー 他
主催
蕨市立文化ホールくるる
共催
蕨市・蕨市教育委員会
お問合せ
蕨市立文化ホールくるる
TEL:048-446-8311 埼玉県蕨市中央1-23-8
チケット取扱い:くるる窓口/蕨市民会館
関連ファイル
出演
クリストファー 遙盟(尺八奏者、執筆家、民族音楽研究家)
アメリカ、テキサス生まれ。1972年に来日。竹盟社宗家・人間国宝故山口五郎師に師事つつ、82年、東京藝術大学大学院を修了、国内、中国、東南アジア、ソ連、ヨーロッパ、カナダ、アメリカ、インド等で演奏し、また国際交流基金等による派遣・招待によって各国の大学や教育機関で日本音楽の教授活動を行う。古典を継承する一方で尺八という楽器の可能性を探って、他の分野の芸術家たちとの共演も多い。CDは「Navarasa」、「BreathPlay」、「浩々妙音」、「禅問答」などが発売。著書は、尺八学習のテキスト、「ザ・尺八-演奏習得の手引き」音楽の友社(2005年出版)、尺八オデッセイ-天の音色に魅せられて」(蓮如賞受賞作品、河出書房新社出版、2000年)、「ボルダー国際尺八音楽フェスティバル’98」実行委員。現在、国際文化会館芸術監督、朝日カルチャーセンター新宿尺八講師。テンプル大学講師(日本音楽)。プラハ尺八フェスティバルのシニア-アドバイザー。合気道三段。
www.yohmei.com
きむら みか(声楽奏者)
学生演劇から現代日本語の発声法、言語形声法を模索して「声」の勉強を始め、東京藝術大学音楽学部声楽科を卒業。イタリア語の古典歌曲、日本の古典歌曲(能の謡、長唄)、R.シュタイナーのオイリュトミーの朗唱、創作歌曲の試演奏、外国人のための日本語教師の仕事、等を通して、母語「日本語」を再学習する。また、野口体操(野口 三千三)、三木生命形態学(三木 成夫)を通して、人間の身体性と声、生命と人間の歌唱行為の関わり、等について学び、考える。
1982年~現在、西欧、東欧、米国やアジア各地の音楽祭や大学で演奏、講演。1997~98年、フルブライト滞在研究員として、米国チャタム大学(ピッツバーグ)で、日本の歌曲と日本語のクラスを指導。2002~2003年、福岡現代邦楽フェスティバルの演奏メンバー。現在、フェリス女学院大学生涯学習課講師。セロトニン道場(有田 秀穂MD 主宰)師範。
毛塚 珠子(箏・三絃・十七絃)
名古屋市出身。宮城社大師範、深海さとみに師事。
東京藝術大学音楽学部邦楽科箏曲専攻卒業、同大学院箏曲専攻修士課程修了。アメリカ9都市コンサートツアーに参加。フランス各地の催しに招かれる。ピッツバーグ・チャタムカレッジ授業での演奏を担当、現地の音楽家とも共演。台湾の台北国家演奏廟(びょう)国立台南大学でのレクチャーコンサートにて演奏。文化庁の助成により、スイス各地にて公演とワークショップを行う。
2004年より自らが主宰する珠音会(たまねかい)箏曲・地唄演奏会を開始。
平成19年度宮城道雄記念コンクールにて、1位を受賞。2009年より、毛塚珠子リサイタルを開催する。その他、CD録音への参加、NHKFM、TVの番組出演、舞台での演奏活動の他、門人の育成に力を注いでいる。宮城社師範。森の会、深海邦楽会所属。珠音会主宰。日本三曲協会、生田流協会会員。杉並三曲協会理事。
高畠 一郎(箏・三絃・十七絃)
伯母より手ほどきを受け、後に箏曲宮城社大師範・砂崎知子に師事。東京藝術大学大学院音楽研究科修了。
リサイタルはこれまでに博多と東京で計七回を数える。NHK「芸能花舞台」、テレビ朝日「題名のない音楽会」等のテレビやラジオ出演、ベトナム・アメリカ・中国・ブラジル・トルコなど多くの海外公演に参加、邦楽のみにとらわれず、洋楽・雅楽・アジア民族音楽等とのコラボレーションや、映画等の箏曲音楽監修ならびに指導等、演奏以外の活動も幅広く行う。第28回宮城会箏曲コンクール、第4回賢順記念箏曲コンクールにおいて第1位を受賞、その後は助演者としても優秀な成績を数多く収め、現在では若手ながら審査委員としても活躍